”自信という身体感覚”が確かにあります。呼吸・整体の「自信を取り戻すワーク」は身体からのアプローチで自信を取り戻します。
初めてこのワークをしたときに、自分の体がはっきりとして、中から強さが出てきました。「なんだ、これっ?」て感じです。自分が大丈夫という感じになる。
外の世界は1ミリも変わっていないけれど、自分の身体感覚が変わって世界がそれまでとは違ってくる。輪郭がぼやけて弱々しい身体や、体が削られている感じは、自信が失われている身体だったのかと、初めてそこで気づいて驚きました。
足りなかったのは自分の身体感覚でした。自信は自分の内側にあるもの。自分にしか満たすことができないもの。
自分に足りない何かをできるようにしようと試みたり、誰かに言われたことをするのは、外側から強くする作業なのかもしれない。自信になるまでに、かなりの時間とエネルギーがかかります。直接、身体の感覚を変えてしまえば、10分もかからず自信が戻ります。内に満ちた自信が外に出て、目の輝きや輪郭の濃さといった見た目や雰囲気が変わります。
ただ、自信に満ち溢れた自分でも、ちょっとしたことでそれは失われてシュンと萎えてしまいます。試しに、ワークの後に生徒さんに抱えている懸案事項を思い出してもらいました。たちまち減っていく何かを感じた生徒さん、ワークをして取り戻しました。
無くしたら自分で取り戻す、自分でなんとかできるという体験自体が自分を強くします。繰り返せば、”大丈夫”が育ってくる。
身体感覚の相違がわかれば、自信を損なう出来事や思考に気づいて止める、ということに応用することもできます。キューっとなったり、シュンとしてきた身体を感じたら、そのとき浮かんでる考えや行動をやめる。
「自分だけじゃなくて、先生までくっきりしてる!」とワーク直後に驚いていた生徒さんから「今もくっきりしています。本当にすごいです。」と、その夜メッセージが届きました。人生が変わる、くらいの勢いで彼女は感激していました。
気持ちを気の持ちようで解決しようとせずに、身体からアプローチする。
私たちは、感じる、動く、考える、思う、をすべて身体を介して行なっています。身体はそれらを包む器。身体の感覚が変われば付随しているものは変わります。身体感覚が磨かれれば全て変わる。
呼吸・整体のワークや身体調整法は、技術的に、具体的に自分を変えます。