呼吸・整体スクールに入る前は、からだやこころの問題が解決する「最強の呼吸法」があると勝手に思っていました。
実際に学んだのは、無意識のうちに24時間行っている呼吸の質を上げることです。
いつもの動作;立つ・歩く・しゃがむ・振り返る・握る・話す…全て、息をこらえずにできるからだをつくる。動作の質も変える。
それは、固まっている身体を解放し、過剰に力を入れる癖をなくし、余計な思い込みを捨てること。
身体から不必要なものをそぎ落として、自由を取り戻していく作業。
生きているもの全てがしている呼吸です。自分がかけている縛りを取れば、生き物本来の呼吸になります。
私の場合、例えば、手を上げるときに肩も上げる。片脚だけで立つ。
必要以上に力を入れて字を書く。キーボードを打つ。歯を磨く。包丁を使う。ドアを閉める。
常に急いで歩く。掃除する。調理する。
全部不要!ですが、無意識にしている動作です。変えるのは簡単ではありません。
呼吸・整体では、自由に動く背骨にする、脇を使えるようにする、など、体を調整する方法を実践することで、ひとつひとつ変わるように学びが構築されていました。
いつのまにか、意識しなくても自然な呼吸をしている身体になり、息が止まらずに動けるようになりました。呼吸の質が上ったということです。
体は楽になります。体や呼吸以外のことも変わってきます。
簡単ではありません。でも、実践を続ければ深いところから変わります。
たくさん自問自答しました。なかなか前進できないもどかしさも感じました。
だから、伝えられると思うのです。変わる素晴らしさも、変わっていく途中の辛いところも。
こんな呼吸の学びをしてみませんか。