お腹は身体の状態を見事に反映しています。自分のお腹の固さや膨らみ、気にしたことありますか?
疲れやすい、胃腸の調子が悪い、息が浅い、という不調の方のお腹は、胃のあたりがガチガチに固く、おへその下がポコっと膨らんでいます。だから、上腹部は解放して、凹ませられる下腹部にするといい具合のお腹になる。
「上腹部の解放」というワークをすると、上腹部-胃のあたりが驚くほど柔らかになって、焼きたての食パンのようにフワフワ!これだけ柔らかだったら、中にある内臓はさぞかし動きやすいだろうな、働きもよくなるに違いない、と思える大変化。
内臓機能の回復の実感はワーク直後にはないけれど、内臓の動かしやすさ、呼吸のしやすさや感情と距離ができる感覚がはっきりわかります。
お腹が高性能のセンサーとなって雑な動きも丸わかり。いつものように動いたら、あっという間に固まった!という方も。
不調をなくすには、不調を作っている日常の動きをひとつひとつ変えること。お腹が固まるような動き方は呼吸もウッとつまる。そんな動作をやめれば呼吸も楽になり、体も楽になる。
いいお腹で不調のない日々を!いいお腹がどんなものか、体験してみないとわからない。
呼吸・整体の身体調整法は再現性が高いことが特徴です。手順通りに動いていけば、身体がその状態になってしまう。解放された上腹部に触って、びっくりしてください。
「上腹部の解放」とは
何種類もの身体調整法を順に行い、内臓感覚を取り戻し、上腹部の緊張を取るプログラム。お腹や頸肩を緩めてから、背中を広げ、内臓が動くスペースを確保して、肋骨の動きを出し、お腹を整え、下腹部を締めてお腹を収めて、といったステップごとに変化する”お腹”が面白い。仕上がったお腹は最初とは別物。その身体で動く、呼吸する、思考する、感じると、全部違うことにショックを受ける程。クリアな自分でいるために、定期的な実践を推奨します。