呼吸・整体の3つのワーク「深呼吸の衝動」とは

「【深呼吸の衝動】はすごい」「深呼吸を繰り返すだけなのに、こんなに変わる」という大きな驚きがあったから、今、呼吸を伝えています。2019年のGWに、日比谷公園で行われた深呼吸のワークのイベントでのことです。

アシスタントとして、参加者さんを誘導したり、迷っている方にやり方をお伝えしたり、感想を聞いたりしていた4年くらい前の情景はまだ鮮明に頭に浮かびます。公園の大きな木々と木漏れ日、講師の前に何重にもできた参加者の輪、ワーク後の皆さんのふんわりとした表情。

「吸いたくなったら息を吸って 吐きたくなったら吐く」

こんな単純なことを繰り返すだけで しかもわずか20分で、みんなリラックスして肩の力が抜け、気持ちが穏やかになり、息がしやすくなっていく。とにかく気持ちがいいと口々に言われました。特に記憶に残っている感想が、ヒールを履いたOLさんが、フラッと昼休みにきて深呼吸して言われたこと。「さっきまであった怒りがない、えーっなんで?」会社で怒れちゃう出来事があって、確かに怒っていたのに、深呼吸したらそれがなくなったことに、本当に驚いていました。

参加された方々の様々な反応、合計100以上の変化を目の当たりにして ”深呼吸 すごい!”と思った感動が、これを伝えたいという意志になりました。心の中で決めた1ヶ月後に依頼があり、深呼吸のワークを開催。そのワークショップに参加した方が、次の年の春に開いた呼吸の教室アーユスの、最初の生徒さんとなりました。月いち深呼吸と名付けたレッスンの参加者のうち何名もの方が、呼吸レッスンを継続されて、呼吸の学びを提供する場は育ち、今に至ります。道が向こうからやってくるとき、進む方向は間違っていないと勝手に信じています。

3年前に日比谷公園で生まれた燈が、消えることなく私の中にあり、進む道の先にもあり、ずっと導いてくれている感じです。

呼吸はいのちです。生きている私全部につながっている。

考えなくともそれがわかる、深呼吸するだけでわかるワークが【深呼吸の衝動】です。

やっていくと、ひっかかっていた息がスーッと通っていく。身体の力みにも気づきます。肩、腕、首、背中、太腿、、。とにかく気持ちよく、吸って 吐ける。吸う息に伴う体の変化、吐くというよりはそっと出ていく息の様子、そして全身のゆるみなど、どんどん感覚は研ぎ澄まされていきます。

身体は力みから解放され、心身が落ち着き、感覚が鋭くなって、頭はクリアになってくる。

私には、実践すると、いつの間にかくっついたゴミを削ぎ落として自分の真ん中を取り戻すワークです。執着していたことが、大したことではないとわかったりします。どんな人にとっても、自分を知ることができるワーク、自分を教えてくれるワークです。

*深呼吸の衝動とは

呼吸・整体の根幹となる3大ワークのうちのひとつ。座って前屈、胡座で側屈、仰向けになって回旋という3種類の動きによって起こる、息を吸いたいという欲求を満たすように呼吸を繰り返す。自分の身体と対話して、吸いたい吐きたいという身体の声をキャッチして、自分のタイミングで呼吸する。ワークをすることで現れる静けさは格別なものがある。自分で決めるということを繰り返すワークでもある。

〈 Ayus 呼吸の教室 〉

愛知県日進市栄3丁目2214

( MAREE HAUTE 2F )

© Ayus / Akiko Tachibana