Ayus呼吸の学校、7月は脊椎 8月は横隔膜(下部胸椎) 9月は背中を使う呼吸法 というテーマで行いました。
共通するのは、背骨。
背骨が自由に動く状態であることが、動く生き物には必要で、だから動く構造になっています。
背中はピンとすることも、丸くすることも反ることもできるんです、本来なら。
7月は、手からの動きを脊椎に伝えていく運動、足からの動きを脊椎に伝える運動で、脊椎を緩めました。
寝転がってゴロゴロするだけなんですが、気持ちよく、力みがとれます。脱力した状態を知って初めて、自分が固まっていたことに気づく感じ。
ここで大事なことが、身体には自然に起こってしまう連動があると知ること、それを感じること。
背骨をひとつ動かそうとしてもできないけれど、身体に任せれば、ひとつずつ動いていきます。
8月9月は、息を使って背中を広げていきました。背中のターゲットに対して、皮膚の内側からストレッチする独特の呼吸法になります。
やったその場で、呼吸が変わるので、効果をすぐに感じられます。
呼吸は背中側が使えると、お腹や胸だけの呼吸がもっと深くできます。ほぼみなさん、背中が使えていないので、やるとすぐに変化するのです。
息を吸うとき、どこを使って吸うか、で入る深さが違うことや、
吐くときの音で、お腹の反応が違うことも体験しながら、
身体と呼吸の関係の理解も深めています。
さらに、それらテーマを、トータルコンディショニングに反映させていきます。
7月脊椎を調整すると、上半身が骨盤に乗っている状態を作れました。TC1番のセットポジションが変わります。
8月は、身体の安定を得て
9月はTC2番の背中への作用を再認識しました。
情報が多くて、かつ、動きっぱなし、頭も身体も満腹の3時間ですが、みなさんついてきてくださいます。それぞれ変化も実感されています。
あと3回、楽しんでいきましょう。