はじめまして。ヨガと呼吸の教室 Ayus の Akikoです。
ヨガを経て、呼吸に出会ったいきさつを簡単にお話します。
ヨガを始めたのはたまたまです。
受験勉強中の娘と一緒に、毎朝ヨガを続けました。気持ちがいいのです。身体の調子もいい。
そこで、ヨガインストラクターの資格をとり、ヨガ教室を開きました。50歳の春でした。
ヨガの呼吸法を実践し、呼吸が身体や精神を変えると実感した頃に、呼吸・整体に出会います。
息子のクローン病がきっかけでした。
小学1年生で野球を始め、甲子園を本気で目指し、大学でも野球を続ける頑強な息子が、クローン病と診断されます。難病、原因不明、治らない…と、パニックになりながら、ふと、新聞の出版広告の本の紹介文に「クローン病」とあったことを思い出します。その本、
『なにもしていないのに調子がいい ふだんの「呼吸」を意識して回復力を高める』
著者の森田敦史先生の主催する呼吸・整体勉強会のHPにたどり着きました。
丁度、スクール1期生を募集中でした。先生は、ご自身のクローン病を呼吸で克服されています。
息子の病気を治す手掛かりが欲しい という母心で、スクールに入り、毎月東京に通い、呼吸を学ぶことになりました。
そこで、ヨガを教えている自分の姿勢が、必要以上に背筋をピンと伸ばした不自然な状態で、その身体では呼吸も自然ではないと知ります。
まずは、身体の改革から始まりました。学ぶこと全て、目から鱗の連続でした。
頭も体もアップアップしながら必死についていった1年目でした。
2年目は、身体や呼吸だけではなく、だんだん考え方も変わってきました。
クローン病は息子の問題と、自分と切り離して考えられるようになりました。
呼吸の学びは、自分を知る学びになっていました。
今は3年目。いつも新しい発見があります。まだまだ未完成で、興味が尽きない。
それがすごい!自分が限度を決めなければ、人間の可能性はずっと広がります。
ヨガを始め、教え、ヨガから呼吸に導かれて、自分にたどり着きました。
この先、自分が何処へ行くのか楽しみです。