TC12. 繰り返すからわかったこと 力みっぱなしでした!

トータルコンディショニングウィークという企画の講師をしています。Ayus の生徒さんは毎回たくさん参加しています。

トータルコンディショニングを毎月、どこかの週に月曜日から金曜日までの5日間、同じ動きを繰り返すという企画です。
何度も参加されている方は、土曜日にコツを学ぶ特別講座というおまけもついています。

昨年秋から参加されているMさんが、その土曜日の特別講座の感想を送ってくださいました。
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何度も聞いたことがあることでも、そのときの自分の状態や、落とし込める時期がみんな違うから、頭の右から左へ通り抜けていくだけで聞き流していくときもあるし、腑に落ちる時期も来るんだろうなと思います。

1月の特別講座の、半歩ずつ前へ進めて足を着地したとき、一旦休憩、次、反対足が着地したらまた休む、という話と、
以前の特別講座で、森田先生が言っていた、一旦落ち着く、また動いて一旦落ち着かせる、と動→動く中には必ず静というものがあってという理屈があって、それで初めて丁度いいものが成立するみたいな感じと言われていたことが、繋がりました。

その時は、なんとなくふうん、そういうものなのか~、くらいだったのですが。

そして、武田先生が最後のまとめの話の時に、半歩ずつ進むとき、一旦休憩、休むというのを入れることで、日常生活で体が力みっぱなしということがなくなってくるんですね、と言われてハッとしました。

以前の私は、ずっと日常の中で力みっぱなしでした。
1年前は、今よりもっと肩に力みが絶えずあって、感じとる感覚も鈍っていたことが今はわかります。

力みっぱなしでいることが、どれだけ自分にストレスを与え、望む方向へ進むことの妨げになっていたか、ということに思い至りました。

頭で聞いているだけのときや、雑念が多いときも聞き流してしまうことも多くて、どうしてそれが大切なのか、しつこいくらい繰り返し言ってもらえると、どこかのタイミングでスッとわかるときが来るのだと思います。

私は、自分の直感を鋭くしたいと思っています。そのために、体の声を聞けるようになることがなりたい私になるために必要なことだと、改めて思っています。
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トータルコンディショニングは、同じことを繰り返すからこそわかることがあります。
続けること、繰り返すことが大事だと、身体でわかるのです。

自分の状態の違いとか、感覚の鋭さの変化とか。
例えば、ほんの少しの身体の動きの違いなんか、始めた頃には気づく余裕はありませんから。

そしてMさんが言われるように、同じことを言われていても、あるとき突然、あ!ってなるときがありますね。

トータルコンディショニングを続けていると、そこでの気づきが日常につながるという体験を何回もします。

これ、いつもやってる、ってやつです。

そこが面白いと思っています。

〈 Ayus 呼吸の教室 〉

愛知県日進市栄3丁目2214

( MAREE HAUTE 2F )

© Ayus / Akiko Tachibana