トータルコンディショニングでメンタル変わります。
「仕事の愚痴を夫に言わなくなりました。」「今まで私は起こってもいないことを心配していましたが、今はなんとかなるかなと思えます。」
毎月のトータルコンディショニングウィークに3〜4回参加してた生徒さんからのメッセージ。本人は運動をしているだけでなぜ気持ちが変わったのだろうと不思議がっていました。
精神面が変化したと感じているのはこの方だけではなく、他にもこんな感想が。
「嫌なことがあっても以前のように後を引かない。くよくよしなくなった」
「電車の遅延でのイライラが減り、余韻をひきずらなくなった」
「ペアになったときによくカチンときていた方と「ありがとう」と即答していた」
実は、トータルコンディショニング(TC)で、ストレスに対応する力を身につけることができます。
ストレスとは、外からの刺激によって生じる反応です。痛み、人に言われたこと、人の表情などに過剰に反応してしまうと、ストレスが大きくなる。刺激があっても身体や呼吸は平常のままでいればいい。逆にいえば、刺激で身体を反応させてしまうから、首肩の凝りや胃が痛くなったり、頭痛、息苦しさまで起きてしまう。
TCにおいて、脚に辛い刺激を感じていても体を緊張させず力まずにいることが、刺激への対応。キツっと思っても、キュッと肩に力を入れたり、息を堪えたり、背中を固めたり、口をぐっと一文字にしたりしない。それが、ストレスを受けても平常のままでいる練習で、繰り返せば誰でもできるようになる。TCウィークに参加していただけで、メンタルが変わったのはそういうこと。心が強くならなくてもいい。
嫌なことがあっても身体はそのままでいる。緊張しても身体は反応させない。そうすれば、いつまでも嫌なことが残ることはなく、緊張する場面でもいつも通りのパフォーマンスを発揮できます。初めて何かをするとき、仕事のプレゼン、舞台や試合でも、この技術は大きな力になります。
ランジのポーズで腸腰筋に刺激を入れている10秒は辛さを我慢する時間ではなく、辛い刺激(ストレス)を受け流す時間。ひとつの動きにいくつも意味があるすごいプログラムです。